月は界王拳何倍で止められるか?-ドラゴンボールで物理法則を学ぶ時が来た

万有引力の法則を見つけたのがニュートン。すべてのものには引き付けあう力がある、ということだそうだが、自分の中では、いまいち腑に落ちていない。

 

自分に重力がかかっているのは、地球に引っ張られてているからだ。自分も地球を引っ張る力が発生しているが小さすぎるため無視する。

 

これは納得できる。

 

次の疑問。月はなぜ落ちないのか?

地球が大きくて引っ張られているのであれば、月は地球に落ちてたんこぶみたいになっているに違いない。しかし落ちていない。ウェブで調べたところによると、月はすごいスピードで動いているが、放物線を描いて落ちている。その放物線の形と地球の丸みが一緒なので、落ちているのだが落ちているように見えない。スピードと落ちる曲線と、地球の曲線すべてが合致していることで月が落ちていないように見える、という事だった。

 

これも納得できる。

では、地球は太陽という大きな引力に引かれて落ちるように回っている、という事か。

地球がスピードをもって近づいて、太陽の周りにさしかかり、太陽の重力によって軌道が変わり太陽の周りを落ち続けている、という事か。

 

何となく理解できる。

 

引き付けあうものがたくさんある場合どうなるのか。スピードと重力と2つの物体同士で均衡が取れれば周りを回り続けることが出来る。遅いスピードで大きな重力に引き寄せられると衝突する。

 

では、小さな惑星があるスピードで進んでいる先に、全く同じ距離で、右左に全く同じ重量の大きな惑星があった時、惹きつける重力は同じだ。どっちにいくのか?そもそも、大きな惑星二つあったら、引き寄せあって衝突するか干渉しない位離れていることが必然になるのであれば、前提が間違っているから問題として成り立たない。

 

数字を使わないと、永遠に答えが出ないままになる。今度詳しい先生に聞こう。これがいわゆる知恵の実は甘く、根は苦い、というやつで甘い実だけ楽しんで、苦い所は聞いてしまおう、という自分のやり方だ。

 

月の問題に戻るが、月は落ち続けているだけなのであれば、それを止めてしまえば月は落ちる。月は落ちないものだと思っていたが落ちるのだ。ピッチャーが投げた球をキャッチャーが取り損ねてどこかに転がっていくように、月もスピードを失ったら地球に衝突、ないしは地球に転がるはずだ。

 

WIKIによると、月のスピードは1km/sのようだ。重さは7×10の22乗。桁で言うと、万 億 兆 京 垓 杼までいく。杼、じょと読むらしい。読めない。700じょの大きさ、と言われても大きさのイメージがつかないが、地球は約6×10の24乗だから、100倍違う。比較しても大きいものと比較するからやっぱりぴんと来ない。しかし、物凄く大きいものだと言う認識で進める。

 

ドラゴンボール風に言うと、スピードの2乗×重さ×0.5はパワーになるから、(物理学だと運動エネルギー)物凄いスピードで回っている物凄い重さのボール、月を受け止める力は、悟空でも相当修業を積まなければいけないだろう。

 

昔ベジータがエネルギー弾で月を壊していたことがあった。それは可能なのか、考えてみる。

 

地球の半径は6357キロ、円周は、直径×3.14だと、直径は39921キロ、1日1回 回るので24時間で39921キロを回るとすると1時間あたり1663キロ。時速1663キロ、分速27.7キロ、秒速0.46キロになる。

 

それに対して、月のスピードは秒速約1キロなので、並走した場合(地球で見た場合)、月の方が秒速540メートル、時速1944キロ動いていることになる。この速さのものに一直線の気功波を充てることが出来るのか。

 

電車で並走している向かいの電車の人に銃を打っても、弾は向かいの人に当たらず、電車の後方に行ってしまうことを考えると、地球と月が並走していても、エネルギー弾は月が通った後を進むと思われるので、当てるのは難しいはずだ。

 

エネルギー弾を放っても、外して、では、力で月を止めに行き、止めたとする。月の重量(7×10の22乗)と速さ(秒速1キロ)の7×10の22乗で運動エネルギーは、

 

月の重量×速度の2乗×0.5なので

3.5×10の24乗(kJ)!

 

ここで計算しました。

http://storagebox.xxxxxxxx.jp/tools/ken_calc.html

 

 

なので悟空が月を止めたとして、悟空のパワーは、3.5×10の24乗(kJ)より大きいことになる。界王拳なのか、サイヤ人2、ロゼ、その時の力を計ることが出来るのだ。

 

以上