ベルセルクのふたつの宗教観

ベルセルクは、三浦健太郎氏の漫画で、私が学生時代の時から連載していてまだ終わっていない、終わりそうな雰囲気が全くしない私が大好きなマンガである。

 

時代背景は中世ヨーロッパとお見受けする。私兵の集まりが、国に認められ騎士団になり、国の王女と結婚して更に出世だ!と言う所で、騎士団長グリフィスが嫉妬に駆られた王女の父に捕まって、まともな人間でなくなってしまうくらいの拷問を受ける。騎士団は、賊として追われ、グリフィスは王女との結婚も、騎士団も失って、失意の中、騎士団の命と引き換えに自分も神になる選択肢を取った。仲間を見捨てたグリフィスに恨みを持つ主人公ガッツがグリフィスを倒したい、と、ざっくりいうとそんな物語である。 “ベルセルクのふたつの宗教観” の続きを読む