対華21か条の要求を期に日本と中国の関係がただれる。

対華21か条の要求、第一次世界大戦後1915年に日本が中国に対して出した要求と希望です。

これが中国とアメリカによって、日本が中国に理不尽な事を言っている、という印象にさせていて、中国では反日感情をあおる材料の1つとして使われているものなのですが、本当にそうだったのか、見ていければと思います。 “対華21か条の要求を期に日本と中国の関係がただれる。” の続きを読む

フランスは第二次世界大戦を止められた!?ゲーム理論で見るラインラント進駐

歴史を振り返ってみてみると、色々な所に分岐点があるのが分かる。第二次世界大戦を始めたドイツの暴走を止められる選択肢があり、フランスはその選択を出来ず、ドイツにやられてしまった。

ドイツは第一次世界大戦で負けて、ヴェルサイユ条約により、厳しい軍規制と賠償金を負う事となった。フランスが積年の恨みを晴らすような条約の内容になっていた。フランスもドイツもお互い憎しみ合う思いは消えていなかった。

 1929年に世界恐慌が起こり、不況の混乱に乗じてナチスが勢力を伸ばし、ヒトラーが全権委任法を成立させた。そして空軍をもってはいけない約束になっていたのに、航空機を作ると言って、空軍の飛行機を作ってそれを発表した。各国から批判はあったものの、軍備拡張を進めるのを止めるアクションとはならなかった。イギリスもドイツへの制裁が厳しすぎるし、ドイツが弱すぎてもパワーバランス的に問題であろう、と口を出さなかった。 “フランスは第二次世界大戦を止められた!?ゲーム理論で見るラインラント進駐” の続きを読む