歴史を勉強する理由は何だ

今日清戦争周りの歴史について勉強しているが、この朝鮮を巡っての戦争とその世界情勢が現代日本の中でどう生かせるのか、という事について何も出てこない。発展途上国を支援しようとする国が対立する、と言う意味ではシリア情勢と重なる部分もあるかもしれない。日本と清国の関係は日清戦争から、対華21ヶ条の要求でただれてしまった。取らないなら他の国に取られる、そんな世界情勢の中で、日清関係をただれさせない選択肢があったのかと思うと疑問だし、歴史のディティールの中には、様々教訓になりそうなところはあるんだろうが、日清戦争の背景や概要などを人生の中でどう生かすかという事については、今の自分の能力では無理だと感じる次第だ。

 

改めて歴史の勉強の意義を考えてみると、今の自分の課題に合った本を探し、それがビジネス書、自己啓発、著者の経験談を語るものであれば、それも歴史かもしれない。今現在見えている課題が明確であれば、それに合ったものを読んで実践に活かしていく、という事が勉強のもっとも意図するところであると思う。

 

では、日本史や世界史、過去起こったことを時系列でみていくことで何が見えるのか、改めて考えてみた。 “歴史を勉強する理由は何だ” の続きを読む

対華21か条の要求を期に日本と中国の関係がただれる。

対華21か条の要求、第一次世界大戦後1915年に日本が中国に対して出した要求と希望です。

これが中国とアメリカによって、日本が中国に理不尽な事を言っている、という印象にさせていて、中国では反日感情をあおる材料の1つとして使われているものなのですが、本当にそうだったのか、見ていければと思います。 “対華21か条の要求を期に日本と中国の関係がただれる。” の続きを読む

靖国神社の始まりと明治時代の役割

九段下にある靖国神社。明治時代にすぐに作られました。最初は、招魂神社、招く魂と書く招魂神社ですが、明治維新で亡くなった方を祀るために建てられました。招魂、という思想は道教の思想で、天に上った死者の霊を招きよせて鎮魂するという所から来ています。この思想は幕末からあり、各地に広がりを見せて、各地に招魂神社が出来たのです。東京府判事の大村益次郎監督の元作られたため、その銅像が靖国神社の参道にあります。 “靖国神社の始まりと明治時代の役割” の続きを読む

マレーシアとシンガポールの建国の秘密

シンガポールはマレーシアの先端になって、世界地図で見たらなんで点みたいな国があるのと思いませんか?マレーシアの先端だったらマレーシアでいいじゃないか、と思いますが、その辺りの歴史を追っていければと思います。 “マレーシアとシンガポールの建国の秘密” の続きを読む

日露戦争につながった義和団の乱の背景

1900年、義和団の乱が清国で起こります。その背景について話していければと思います。この頃の清国は、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、日本など、色々な国に各地を植民地化されていました。 

キリスト教の国は、植民地で布教活動をします。その際に、仏教は異教でかつ、非文明の象徴だったのです。現地の人間をキリスト教の人たちは下に見ていたのです。そして清国で干ばつが起こります。農業が出来なくなったフラストレーション、キリスト教徒から下に見られるフラストレーションが溜まって爆発します。 “日露戦争につながった義和団の乱の背景” の続きを読む

日清戦争はなぜ起こったのか。

明治時代に入ってから初めての戦争が日清戦争ですがなぜ起こったのか、経緯を追っていければと思います。清は、中国の1つ前の国で、王政でした。日清戦争が起こったのは、1894年です。一言で言うと、朝鮮を巡って争った戦争になります。 “日清戦争はなぜ起こったのか。” の続きを読む

アジアで植民地にならなかったのは日本とタイだけだ

日本人のアイデンティティを確認するのに、日本が凄いんだぞ、という事が必要かなと思いまして、その1つ目の話になります。

帝国主義がはびこって、多くの国が植民地になる中、アジアでは日本とタイだけが、植民地になりませんでした。これは胸を張れることだと思います。また、1904年に、日露戦争で、ロシアに勝ったこともそうです。 “アジアで植民地にならなかったのは日本とタイだけだ” の続きを読む

台湾は独立国?中国の一部? 台湾の歴史を勉強する

台湾と中国が66年ぶりに会談をしたというニュースがありましたが、台湾って独立国なのか、中国の一部なのか、良く分からなくて、台湾の歴史を勉強してみました。 動画URL↓↓     ▼台湾はもともと中国の一部でした。明とか清とか国名は変わっておりますが。しかし、遠いし、文明も本土に比べて全然発達していないという事で、支配力は全然弱かったようです。そして、オランダや、スペインの植民地の時代があり、アヘンを買わされていた様です。 スライド5   ▼そして日清戦争が起こりました。これは、朝鮮を巡って、日本と清、昔の中国ですね。それが戦ったんですが、 スライド8 眠れる虎と恐れられていた清は戦ってみたら兵器も古くてかなり弱くて、日本が勝つんですね。その賠償で、遼東半島という朝鮮の上の部分と、台湾が日本の物になりました。遼東半島はその後返しちゃうんですが、台湾は、終戦まで、日本の領土でした。 スライド9スライド10   オランダやスペインの植民地支配が安く労働力を使う搾取型の植民地支配と言われていて、日本はそれに対して、ちゃんとして扱う事にしました。日本国内と同じ扱いをして、インフラを整えていったこともあり、日本化の政策に反対が一部ありつつも親日が多いのは、日本のおかげ、と感謝されている部分のようです。   スライド11スライド12 ▼ここで、中国の状況を知っておきたいのですが、中国では二つの政党が争っていたました。1つは毛沢東率いる共産党で、社会主義国を目指していました。そしていそれをロシアがサポートしていました。そしてもう1つは、蒋介石率いる国民党で、資本主義を目指していて、支援しているのはアメリカでした。   領土を増やそうとする日本と日本を排除したい中国で、日中戦争が行われるんですが、中国は日本と戦いながらも共産党と国民党で仲が悪く、三つ巴で戦っていたのですが、共産党は、国民党と日本と戦わせて、消耗させて、後で国民党を打つ、と言う作戦であまり積極的に戦わなかったんですね。スライド13 ▼そして、日本は1945年に敗戦し、その4年後に台湾の領土を放棄するんですが、中国は中華民国として、国連に加盟します。そして、日本との戦いが終わって、共産党と国民党の戦いが激化するんですね。 スライド17     ▼戦いは共産党が勝って国民党は台湾に逃げ込んで、そこに政府を作ります。 なので、台湾は、昔の負けた政党が作った国、と言えるんですね。   スライド19スライド20 ここで、1割に満たない国民党の人間が幅を利かせて、もともといた現地の人間が逆らった暁にはひどい仕打ちをして、戒厳令、と言って、言論統制など、国民党に従わないと罰します、みたいなことをかなり長い間やっていたんです。この世代に生きていた台湾の現地の人間、本省人、内省人とか言われますが、それは国民党に恨みを持っているということもあるようです。   ▼そして、1949年に共産党が中華人民共和国の設立を宣言して、逆に国民党の中華民国は国として認められず、国連を脱退します。 スライド21 というのも、国民党の意見としては、台湾だけでなくて、中国本土は共産党ゲリラに支配されていて、その上のモンゴルも勝手に支配されているので、そこも併せて中華民国のものだ、返してくれ、中華民国として認めてくれ、という訴えをしているんですが、 スライド22 普通に考えて、台湾しか実行支配していないのに、中国本土とモンゴルを自分の国、というのは認められないでしょう、ということで、国連で却下されたんですね。     ▼そして、共産党の中華人民共和国が色々な国と国交を回復する際に、台湾は中国の一部なので、台湾とやり取りしたい時は中国を通してください、台湾とは国交を断絶してください、という条件のもと色々な国と国交を結んでいて、日本もそうしているので、政府のスタンスとしては台湾は中国の一部、という認識なんです。国連も台湾は中国の一部、としています。 スライド25   ▼では、独立国として認められない、他の国と国交がないとどうなのか、というと、アメリカなんかは独立国として認めていないと言いながらも台湾と軍事同盟を結んでいるし、経済的には色々な国と付き合っている、そして、オリンピックなど国際的な競技にも台湾として参加出来ているというところを見ると、実質独立国じゃないか、と思う所はあります。 スライド26 一般の人の多くが現状維持を求めているのは、普通に暮らせているから波風断たせなくていいという思いからなんでしょう。   ということで、台湾が独立国なのか、中国の一部なのか、について勉強していきました。 以上です。

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自衛隊が手足を縛られている話

2015年の安保法案について、反対派が国会議事堂でデモを行った様です。

今回の安保法案が無いことで、自衛隊がどうなるのか、ヒゲの隊長の「高校生にも読んでほしい安全保障の授業」の本やカフェスタでの発言内容をまとめてみました。

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独裁政治は悪か?

まとめると・・・

1、独裁は悪いイメージがある。

2、いいリーダーの独裁であればいい方向に向かう。

3、民主主義も、悪くなる場合がある。

独裁政治と聞くと悪いイメージがあります。ヒトラーなどが思い浮かびます。悪いやつが、権力を盾に、正しくない事を推し進め、国民に負担をかけ、文句を言う人を弾圧する。本当はこの政権に倒れてほしいのにかかわらず怖くてものが言えず渋々付き合っている。これだけみると確かに悪い。戦時中の日本が軍国主義で言論統制を張っているのも独裁体制と言え、独裁政権の国で民主主義を求めるために運動が起こることも多いので、やっぱり独裁は悪いんだと思ってします。

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