自衛隊が手足を縛られている話

2015年の安保法案について、反対派が国会議事堂でデモを行った様です。

今回の安保法案が無いことで、自衛隊がどうなるのか、ヒゲの隊長の「高校生にも読んでほしい安全保障の授業」の本やカフェスタでの発言内容をまとめてみました。

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東ティモールにて、日本人レストランの調理人から助けてくれと要請が来たが、自衛隊はかけつけ警護が出来ません。どうしたか。

 

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休暇中の自衛隊が人を迎えに行く、ということで助けに行ったのです。(絵のように自衛隊の車かどうかは不明です)

 

また、PKOで複数の部隊が集まる場所でも、警護が出来ません。スライド10

 

自分の事を守ってくれない人を守らなければいけない、そんな自衛隊は信頼されません。

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また、ゴラン高原でも、兵站(へいたん)部隊、つまり輸送部隊と一緒に行動しても、輸送部隊より強い武器を持った自衛隊は警護任務が出来ないため、兵站部隊に守って貰うしかないのです。

 

 

023自衛隊は手足を縛られている?v3

また、南スーダンでは、南スーダン軍が建設機材の使い方を教えてほしい、と要請して来ましたが、他国軍の支援は出来ず、建設や医療の技術が教えられません。

 

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また、宿営地をロケット砲などで襲われることも実際ありました。しかし、2,3キロ離れた場所から打ってきており、脅威を排除するために敵に向かうと、敵が逃げます。そうすると、正当防衛は通じなくなり、追いかけられない。そしてまたひょっこり出てきて、攻撃を仕掛けてくるのです。

ヒットアンドアウェイをやられたらやられ続けなければならないのです。

海外でNGO、PKOの民間人を守る、やられないと正当防衛、緊急避難が発動できないということは非常にリスクがあります。戦える状態になることが、命を守る、リスクを減らすことに繋がるのです。