中国埋め立て問題、を知る上での基本的な情報を勉強する

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  中国埋め立て問題、を知る上での基本的な情報を勉強していきたいと思います。 スライド4   南シナ海の領海問題で、中国、ベトナム、フィリピン、マレーシアなどが互いに主張し合っている状況である、という中で、中国がこっそり 5つの岩を埋め立てて滑走路を作った、ということなんですが、   どんないいことがあるかというと、 スライド6 外交的、軍事的の利用というところで、石油など燃料の多くはこのあたりを通ります。シーレーンと言いますが、ここを自由に出来れば、外交をするうえで、何か対立したら、ここを封鎖してしまえば、石油とか、資源が止まって有利に立てるんですね。日本もたまったもんじゃない。   そして、領海とか、排他的経済水域で言うと、   ▼領海・・・その法律を適用できる。 スライド8   ▼EEZ・・・資源の開発などに限って、その法律が適用できる。   スライド9     排他的、他の国を排除できる、と言う意味ですね。 島同士が近いと被る場合もあるので、その時は、双方すり合わせをします。   ▼海については、国連海洋法条約で規定されていて、   島と岩を区別している。 スライド10 ▼人が住めると島 領海+200海里の排他的経済水域がある。 領海は、その海域であれば、その国の法律が適用できる。 だから島と認められるのが一番良いのですね。   排他的経済水域は、資源の研究開発に関しては、その国の法律が適用できるので、海底ケーブルを引くとか、それは自由にできる。   ▼沈まずとびだしているものがあり、人が住めないのは岩。岩礁。 岩礁でも、領海の12海里は持てる。排他的経済水域より小さいけど、その中で資源の開発などが出来る。 スライド11 ▼満潮時に沈む⇒岩でもなく暗礁、領海も排他的経済水域も認められません。スライド12 中国は、暗礁、満潮時に5センチ沈む。そこを埋め立てて、いるので、島、岩、両方とも認められません、暗礁です。暗礁は、領海も、排他的経済水域も認められません、という事なんですが、   ▼中国は領土として主張しているので、領海が発生して、そこを通るのは、許しませんと言っているんですが、 スライド13 ▼領海でも、その国に危険を及ぼさなければ通っていいよ、という国際法があって、アメリカはそれを使って、そもそも領土領海ではないし、航海の自由があるから、軍艦通ります、何かあったら、衝突しますか?ということで軍艦を派遣したんですね。   スライド16 ▼中国の埋め立て問題で、日本は強く出れない所があります。 それは、中国が勝手に誰のものか言い争っている海で、勝手に埋め立てをして、 沈む岩、暗礁、これは埋め立てても何の権利も発生しない、領土でもないし、経済水域とも認められないけれども、それを領土だと主張しようとしている。   その理屈としては、まず言い争っているその海は、もともと古来中国のものだった、と言う所が1つ。  

また、日本の沖ノ鳥島があって、個々実は、満潮時には、16センチしか頭が出ていない。 元々は、人が住めない岩だったんですが、チタンとコンクリートで広げて人が住めるようにして島にしている。国際法に照らし合わせると、ここは島じゃなくて、岩礁で、領海しか認められないのですが、 スライド17 日本の島 という主張には、文句を言う国は少ない。 中国は 沖ノ鳥島は島じゃない!と言っていたが、今は言わなくなりました。   中国の言い分としては、沖ノ鳥島は、16センチだけ海面に出ていて、自分たちが埋め立てたところは、5センチ沈む、その違いって何?それって大した差じゃないじゃないか。埋め立てる技術があればそれは島として認めてくれよ、という理屈になるんですね。 スライド18 日本も、中国は悪いけれども、岩だの島だの指摘をすると、沖ノ鳥島の件でブーメランしてくるので、この問題をつくのは得策じゃないという状況なんです。 以上です。

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