鳩山氏のAIIB顧問就任と、AIIB参加の意義

AIIBに鳩山由紀夫氏がAIIBの顧問に当たる「国際諮問委員会」の委員就任への打診があったことを明らかにした、というニュースが流れた。鳩山氏は

「去年11月に金総裁から委員を引き受けてもらえないかと要請を受けた。自分は受けたいと思う。そのことで日本と中国がより仲よくなるのであればありがたい話だ」と話したと言う。(NHKニュースWEBより)

鳩山氏のツイッターは炎上しているらしく、例のごとく、中国共産党のスパイとか言われるのだろう。

AIIBは、日本かアメリカが入らないと金利の問題で、ADBに負けてしまうという事で、どうにかして日本アメリカを加入させたいと言う思いがある。

しかし、加入するためにかかるお金が莫大なのと、色々な国が参加しているものの、インフラ工事案件の受注は、中国の需要を埋めるためのものであると考えると、お金を支払った割に全然仕事が回ってこない、という事が考えられるのと、決議のプロセスが透明化しなかったり、ADBと比べた際に、環境を度返ししてやるという事で、参加するメリットがあまりないだろうと言われている。

 

もし日本がAIIBに加入する決断をした場合、理由を考えるとしたら、中国の経済が崩壊しそうな中で(GDPは7%成長ですが、輸出が10%を超えるマイナスなのと、不動産バブルが崩壊する可能性がある)中国の経済がダメになると、世界中にその影響が広がってしまう。AIIBに日本が加入することで、中国ないしは、他の国がインフラ受注により、経済的にインパクトがあるのか、もしかなりのインパクトがあるようであれば、日本が中国に経済支援をする、という形で、AIIBに参加する、という道筋もあるかもしれない、と思った。

引用元ニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160626/k10010572841000.html