日露戦争につながった義和団の乱の背景

1900年、義和団の乱が清国で起こります。その背景について話していければと思います。この頃の清国は、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、日本など、色々な国に各地を植民地化されていました。 

キリスト教の国は、植民地で布教活動をします。その際に、仏教は異教でかつ、非文明の象徴だったのです。現地の人間をキリスト教の人たちは下に見ていたのです。そして清国で干ばつが起こります。農業が出来なくなったフラストレーション、キリスト教徒から下に見られるフラストレーションが溜まって爆発します。 “日露戦争につながった義和団の乱の背景” の続きを読む

イスラムの商習慣について

イスラム教の商習慣の基本的な考え方について話していければと思います。出典は放送大学からになります。まず、基本的に会社組織を作ると言うよりは、個人で店をやったり事業をやったりすることが多かったようです。 “イスラムの商習慣について” の続きを読む

江戸時代、日本にビビッていたスペイン、フィリピンという弱点

家康が江戸幕府を開いて、二代目に家督を引き継ぎましたが、外交権は家康にあり、家康は静岡の駿府に隠居していました。スペインは、遠い海の向こうからはるばるやってきて、フィリピンを植民地にしました。

中国、当時の明の国の貿易の拠点となって、栄えましたが、スペインからフィリピンまでやってくるのにものすごく苦労して、かつ、熱病が流行り人口も増えなくて、日本に攻められたらひとたまりもない、と思っていました。秀吉が朝鮮に出兵する前にフィリピンの方に南下する案もあったくらいで、スペインにとって日本は、脅威だったのです。フィリピンで傭兵として日本人がいましたが、その日本人の傭兵が悪さをしても、処刑などして日本の怒りを買ってはいけない、攻める大義名分を作ってはいけない、と対応に苦慮しておりました。 “江戸時代、日本にビビッていたスペイン、フィリピンという弱点” の続きを読む