これに気付いたのは、私が35歳になろうとするところでした。所属している会社で、社員教育の一環として、政治情勢などを使って、皆の意見を集めたり、議論を交わしたりすることで基本的な教養をベースアップさせようとしたのです。
所属していた会社は様々な業界の企業を相手にする営業支援の会社でした。業界ごとの構造、課題や新しいサービス、これを知らないとまともな営業マンとしてみて貰えない状況がありました。また、対応する人たちは経営者も多く、歴史や政治の話をされた時に、それが全く分からないとコミュニケーションが取れない、そんな事も危惧されました。 “社会科は面白い。” の続きを読む